工匠からのお便り
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松戸市、市川市、宮大工が手掛ける注文住宅・古民家再生の工匠、広報担当です。
皆様こんにちは。
松戸市に工場を構える工務店、工匠の敷地に小さな畑があります。
部長が一年中いろいろな野菜を育てています。休耕させて、土をつくるとことから種や苗を植えて収穫するまで、日々表情を変える工匠ファームの様子をとっても楽しみに撮影しています。
「ep1」の春菊の隣で実は部長、にんにくを育てていたので、その成長もお伝えしようとおもいます。
春菊とは違って、最後まで土の中にいるにんにくの様子は見ることができません。とっても心配・・・。地上に出てきて育っていく葉の部分を観察して推測するしかありません。
今回部長が植えたのは、「福地ホワイト六片種」という青森が産地のブランド品種です。
中で分かれている一粒一粒が大きいのが特徴です。青森の雪の下でじっと冬を越え、ゆっくりと養分を吸収します。甘みがあってえぐみのない上質なにんにくとして知られています。今回は松戸市で挑戦です。
にんにくと言えば、ブランドに関わらず、「スタミナ!!」を連想しませんか?
飲食店でも、にんにくの効いた料理名やキャッチコピーに「スタミナ○○○」とついていますよね。
にんにんくは滋養強壮、疲労回復効果があることはイメージとして浸透しています。その効果があるのはもちろんですが、それだけではありません。抗菌作用や殺菌作用があり、風予防や回復にも効果があります。血液サラサラ効果やコレストロール値上昇を抑えてくれたり、美肌効果もあるそうです。文句なしのスーパーフードです。
でも、食べすぎには注意です。バランスよく、美味しく頂きましょう。
10月から収穫、乾燥までの記録です。
▼2023年10月
ばらしたにんにくの粒を土の中へ入れ、おがくずで大切に保湿、保温です。おがくずが太陽にあたって綺麗です。
▼10月20日
2週間ほどで、小さな芽が顔を出しました。
▼10月25日
葉が二枚になって、成長しています。
▼11月7日
どんどん葉の部分が成長します。
▼11月15日
長ネギみたいです。食べられないのかな?
※葉にんにくとして成長過程の葉を食べたりする品種もあるので食べられそう。
でも、にんにくを収穫するためには食べてはだめですね。
▼11月29日
茎がしっかりしてきているみたいです。
▼12月15日
少し成長もゆっくりになって、本格的に寒くなってきます。
▼2024年1月18日
年が明けて、葉の色が黄色くなったけど問題なさそうです。
▼2月7日
雪が少し残っています。このにんにんく達にとったら、松戸の雪じゃ物足りないくらいです。
▼2月14日
寒さでたくましくなったように見えます。
▼2月28日
根元に力強さを感じます。
▼3月5日
雨に濡れました。まだまだ養分を蓄えます。
▼3月14日
太くなり、ぐぐっと背を伸ばしました。土の中の成長を感じることができます。
▼3月19日
春の強風の後。葉はしなっていますが根元はしっかりです。
▼4月5日
暖かくなってきた光を浴びて、更にぐんっと成長。
▼4月17日
近くだと結構な迫力です。
▼5月2日
茎が太さを増してきました。楽しみです。
▼5月7日
下の葉が枯れてきました。収穫が近づいているサインです。
▼5月15日
あと一か月程!!というところで…なんと。さび病にかかってしまいました。
部長、急遽収穫です。さび病になったら、抜くしかないそうです😢
⇩でも、見てくださいこの丸々とした真っ白なにんにく!!にんにくの香りがふわっと漂っています。
⇩収穫後の畑。もう少し土の中が良かったかな?
▼5/23日
干されてる。風に揺れていい感じです。
▼6月5日
葉っぱもカラカラになりました。
▼6月6日
一つ頂きました! 元気になる香りですね。中は小さかったですが、香りがよく、パスタに入れて頂きました。
土の外側にできる野菜と違って、収穫まで姿を見ることのできないにんにく。地上で育つ葉や茎の様子を観察しながら地中を想像して、収穫のタイミングをみる。あと少し土の中にいてほしかった時のさび病は残念でした。でも、とても立派なにんにくでびっくりしました。
稲垣部長が、休耕の後に植える次なる野菜はなんでしょう。
また、松戸市にある工匠の小さな畑からレポートしようと思います
「工匠ファームEpisode3」も楽しみにしていただけたら嬉しいです✨