みなさんこんにちは。

工匠の広報担当、黒河内です。

今回は加工場の様子をご紹介します。

先日、大工さんが大突き鑿（おおつきのみ）を使って木材を加工されていたので写真を撮らせていただきました。

大突き鑿（おおつきのみ）とは？

手で押して木材を透くすようにして削るための道具です。

削るという用途は鉋と同じですが、鉋は製材部の表面を仕上げるための物に対し、鑿は組手や仕口の内部を仕上げるために使用されます。

建物が出来上がってしまえば、人目に触れない部分の細工ではありますが、

製材部の構造に密接にかかわりがあるので、とても重要な役割があります。

木材は人間と同じく個性があります。

経験豊富な職人だからこそ『木、一本一本の個性』を見極め活かすことができます。

手刻みで木と向き合うからこそ強く、美しい建物が仕上がります。

皆さんも加工場の様子を実際に見ることが出来ますので

ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。